今こそ「資本論」を読もう 2015.8

◆最低賃金18円引上げ!

 7月30日、厚労省は、最低賃金を平均18円引上げるべきとした中央最低賃金審議会の答申を公表しました。今後、各都道府県で決定していくのですが、全部実現すると全国平均798円(時給)になるとのことです。しかし、月額に換算すると分かりますが、とても生活できる金額ではありません。

 一般に、賃金の決定は労使交渉で行なわれますが、労働組合のない職場やアルバイトなど、賃金は低く抑えられる傾向にあります。その歯止めとして最低賃金制度があるのですが、あまりにも低すぎです。いずれにしろ、使用者側が賃金を低く抑えようとするのは、日々身に染みているところです。

 賃金について、「労働の対価である」とか、「正当な賃金を!」とかいう言葉を耳にすることがあります。私たちが賃金の引上げを求めることは正当な主張であり闘いです。しかし、「労働の対価」とか「正当な賃金」といった言葉が何を意味するのか、考えてみたことがありますか。

 賃金とは何か?

 一見、分かりきったことのように思えるこの問いに、資本論は深く鋭く切り込んでいます。この社会の真実を、資本論から学んで行きましょう。


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